黒ずくめの格好をした男が好きだったはなし
先日私が学生時代にのめり込んで読んでいた「レイン」の著者吉野匠先生がお亡くなりになった。
中学時代に図書室でその作品に出会い、3巻までしか置かれていなかった作品の続刊がきになり貯めたお年玉でその当時でていた新刊まで揃えた。
新刊まで読み終えた瞬間居間の共有パソコンでインターネットを使いはじめて見知らぬ人と感想を交換しながらファンアートを描いていたものだ。
実を言うと社会人になり本と呼ぶものから離れていた。
レインも12巻で止まっている。
このまま未完で終わってしまった。
せめて既刊まで揃えようと今更ながら思う。
今もまだ黒を纏う男は好きだ。